今回は、「枝垂れ梅はどの枝を切ったらいいかわからない!」という東京都・I様の疑問を、いただいた写真を元に剪定や手入れの方法を解説しています。
解決したいこと
「枝垂れ梅はどの枝を切ったらいいかわからないので教えてもらいたい!」というご相談内容です。
1枚の写真を送っていただきました。
枝垂れ梅の剪定について
いただいた1枚目の写真を元に枝垂れ梅の基本的な剪定を一度図で解説しておきます。
★次の画像を見てください。(枝垂れ梅上半分)
枝垂れ梅の上半分を拡大して切る位置を赤線で示しました。
基本的に樹形を見ながら、不要な枝は生えている元部から切ってください。
伸びすぎた枝はだいたい半分くらい切るか、枝が落ちかかっているところで切るとちょうどよいです。
真下に向かって伸びる枝は完全に切った方がよいです。
★次の画像を見てください。(枝垂れ梅下半分)
枝垂れ梅の下半分を拡大して切る位置を赤線で示しました。
2枚目と同じように、不要な枝は生えている元部から切ってください。
伸びすぎた枝はだいたい半分くらいか、枝が落ちかかっているところで切るとちょうどよいです。
真下に向かって伸びる枝は完全に切った方がよいです。
写真を見ると幹に向かって伸びている枝があるようなので切って整理しておいた方がよいです。
枝が伸びる向きは幹を中心に考えると外側でしかも上に枝が伸びるように仕立ててあげます。
そうすると見栄えのよう樹形に整うはずです。
写真で枝垂れ梅の枝がどのように伸びるか想定
今回赤線で剪定したら、将来どのように枝が伸びるか想定した画像を上半分で作りました。
★次の画像を見てください
緑の線は、上側から出るのでそのまま伸ばしてよい枝です。
上手くいけば緑色の枝に花芽がついて来年咲くでしょう。
黄色の線は枝の下側から出ていて、写真を見てわかるようにうっとうしくなる不要な枝です。
なので、新芽が少し伸びて方向が確認できて不要だとわかったら切り取っておくと後々楽です。
黄色い枝を切り取ると、この写真のように仕上がります。